毎年恒例の喜多方ラーメンライド。
これは喜多方の集合場所と時間のみ決めて、全国各地から喜多方ラーメン目指して遠距離を走って、思う存分ラーメンを楽しむライドイベント。
神奈川スタートの私は今年もクラッシックルートを選択。7月14日午後9時に自宅を出発。酷暑を避けての夜出発だが、深夜の埼玉は暑い。汗だくで渡良瀬遊水地のコンビニ到着すると、横浜出発のチームと合流。ここからは集団走行となる。明け方近くになり、栃木周辺でようやく温度が下がり快適に日光杉並木を登り、今市に到着。
ここで先行する多摩地区スタートの女性二人のチームと出会うが気温の低いうちに距離を稼ぐために先行する。鬼怒川、川治と気温の低いうちに徐々に高度を稼ぎ、午前中に今回の最高標高地点の山王峠をパス。ここから灼熱の会津盆地に突入である。
会津田島のセブンイレブンで休憩する時には既に午前中であるにも関わらず、じりじりと照り付ける日差しが痛い。この時点で他の峠を狙るのは断念して、ひたすら喜多方を目指すことに。
芦ノ牧温泉を過ぎたデイリーヤマザキで最後の補給。十分に水分を摂ったうえで灼熱の阿賀川沿いのサイクリングコースに突入。強い向かい風を受け、橋一つごとに先頭を後退したながら喜多方を目指すが、ここで体調に変化が。呼吸が浅くなり、脱水症状の気配。ボトルのスポーツドリンクを補給しながらだましだまし進むが、いよいよ喜多方手前7,8㎞の地点で脚が痙攣し始めた。このままでは熱中症になる恐れがあるため、道端の自販機で水分補給。何とかなると思い、再出発するが暫くすると脚が攣り始める。時速20㎞そこそこ出すのが精いっぱいの状態で何とか喜多方駅にたどり着く。こんな状態でも例年に比べて1時間以上のタイム短縮。しかし、脱水症状でみんなの着ビールを横目にスポーツドリンク、水、麦茶とビールを我慢して水分補給。
ようやく落ち着いたところで、駅前の丸見食堂で早速着ラーと生ビールで乾杯。
翌日は朝一から喜一の朝ラーに並び、その後滿喜、塩川屋とラーメン屋をはしご。合計4杯のラーメンで旅を終えた。