10月20日（土）、会津田島駅前でバイクを組み立て、国道289号経由で只見駅を目指します。
途中の成法寺は、のどかな里山にある小さなお寺。見ていると、時間が止まっているような落ち着いた風情を感じて、とても好きな場所です。
只見駅からは国道252号を川沿いに辿り、大塩の炭酸泉へ。実際に飲んでみると力強い泡の酸味があって、火山の気配を感じました。
さらに只見川を下ると、金山町の上田ダムの傍に白洲次郎さんの碑がありました。敗戦後の日米外交で重要な働きをした方ですが、東北電力の初代会長だったとは知りませんでした。宮城県出身の者として、感謝したいと思いました。
この日は雨が降ったりやんだりで、夕方に喜多方近くまで来た所で土砂降りに合うなど不安定な天気でしたが、自転車乗りに優しい俵屋旅館まで辿り着いて一安心。豪華な貸切風呂で冷えた身体を温めて「終わり良ければすべて良し」を実感できました。